いつから
名古屋で顔合わせした夜
出資者の方から
私1人でもう一度会ってもらえないかと
連絡がはいりました。
お互いの時間の合う時に
名古屋駅前のホテルで再会。
お茶を飲みながら事務的な内容を聞かれました。
安易に進んでいるような感じを以前から持っていた私。
良い機会に恵まれたと思って自分の考えを話しました。
3月3日
いよいよ、事業開始のパーティが
白樺湖のホテルで開催されます。
私はGの運転する車で一緒に現地入り
パーティの前に
Gは出資者から話があると呼び出され
早朝の出発になりました。
出資者とGの話し合いの間
私は茅野市内で降ろされ
迎えに来るまでの間、散策しておりました。
2、3時間後
血相を変えたGが
「撤収だ！」と怒りを露わにして
私を迎えにきました。
私は解雇になったとのこと
この時はGの話から
出資者が暴走をしたのだと
思っておりました。
白樺湖のホテルで行われるパーティには参加し
私たち以外は、今回の事を伝え聞いていたようで
和やかに食事をしながら
団欒していました。
こそこそと私の顔を見て陰口を言われているような。
Gとは離れて座っていましたが
むすっとした表情がわかります。
出資者からの挨拶
医師（歯科）の挨拶
乾杯
各々、食事タイム。
Gと私はパーティを早めに切り上げ
帰路に着きました。
帰り道、怒るG
以前もこんな仕打ちをされた事があったといい
怒りMAXでした。
「やれるものなら、やってみろ」
捨て台詞のように何度も口からでる言葉。
名古屋に戻りGは私に
不当解雇だから労働局に訴えを起こすと言い出しました。
内容証明を作り郵便局から発送。
（内容証明って高いんですよね）
出資者宛ではなく、労働契約を結んでいた
診療所の開設医師宛でした。
長野の労働局にも連れていかれました。
この時は出資者や白樺湖の方々に裏切られたと
私は思っていましたし
Gから聞かされていました。
この時の真実を知ったのは
Gが収監されたあと、出資者の方と話しをする機会があり衝撃的な内容を耳にしました。
Gの怒りも冷めない3月の終わりに
出資者からGに連絡が入ったのです。
完成パーティまで開いたのに
事業が中断してしまったようです。
Gは条件付きで事業を引き続き請け負いました。
Gのやり方に口を出さない。
地元の看護師、事務方を全員解雇すること。
２つのホテルは使わない。
Gは白樺湖の開設医師の診療所へ
元市会議員と連れ立って訪問
開設医師からは面会拒否され
事業を始める前から報酬を支払っていたのですが
Gと出資者との決別のあと
出資者が開設医師のもとへ訪れ
話をしてから口座を凍結していました。
Gは再び、出資者探しを開始。
以前、聞いた事がある
「ある団体」の幹部Sに
話を聞いてもらえることになったようです。
春、幹部Sが所有する白樺湖のホテルへ
幹部Sの手応えは良く
幹部Sからトップへの面会に成功しました。
トップとの面談を無事に終え
信者の中から協力してくれる出資者候補を紹介してもらえたのです。
出資者候補への事業説明は幹部Sも交え
白樺湖のホテルで行われました。
つづく
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